処方されるビタミン剤

さて,今回は筆者が処方されたビタミン剤などを紹介します.自立支援法を取得されてる方は,市販薬より安価にビタミン剤が入手できる方法だと思います.

商品名(一般名)   ビタメジンビタミンB1・B6・B12
薬価: 6.4 円 / 25mg1錠

ビタメジン ビタミンB1(69mg),B6(50mg),B12(50mg)を配合した複合ビタミン薬です.これらのビタミンは体の神経の働きに深くかかわっています.栄養補給で用いるほか,ビタミン不足で生じる神経痛や筋肉痛,末梢神経炎(手足のしびれ)などに適応します.腰痛や肩こりに処方されることもあります.
 そのほか,糖尿病で神経が傷んでいるときや,帯状疱疹にともなう神経痛,味覚障害や臭覚障害,難聴,眼疾患など各診療科で神経の働きを助けるのに応用されることがあります.


商品名(一般名)  シナールアスコルビン酸・パントテン酸
薬価:7.0 円/200mg1錠

シナール  このお薬は,ビタミンC(アスコルビン酸200mg)とパントテン酸(パントテン酸カルシウム3mg)を配合した複合ビタミン薬です.栄養補給の目的で使用するほか,シミやソバカスの治療に用います.また,貧血の薬の鉄剤の吸収をよくするのに,いっしょに飲むことがあります.
 ビタミンCは,皮膚や腱,骨や血管にある繊維成分(コラーゲン)の生成にかかわっています.また,シミの原因のメラニン色素をおさえたり,体の抵抗力を高める効果も期待できます.パントテン酸(ビタミンB5)は,糖分や脂質,たん白質などの代謝にかかわるほか,皮膚を正常にたもつ働きをします.  なお,シナールもビタメジンも副作用はまずありません.あっても,胃の不快感や吐き気,軽い下痢くらいです.,水溶性のビタミンなので、とりすぎてもすぐに排泄され,体にたまることもありません.

商品名(一般名)   パンビタン(混合ビタミン剤)
薬価: 6.4 円 /1g1包

パンビタン このお薬は,いろいろなビタミンが配合される総合ビタミン薬です.食事が十分にとれないときや,ビタミンの需要が増えているときに用います.1g中に以下のビタミンが含まれます...ビタミンA(パルミチン酸レチノール2500単位),ビタミンB1(硝酸チアミン1mg),ビタミンB2(リボフラビン1.5mg),ビタミンB6(塩酸ピリドキシン1mg),ビタミンB12(シアノコバラミン1μg),ビタミンC(アスコルビン酸37.5mg),ビタミンD(エルゴカルシフェロール200単位),ビタミンE(トコフェロール1mg),パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)(5mg),ニコチン酸アミド(10mg),葉酸(0.5mg)...

 パンビタンには,脂溶性ビタミンが含まれますので,過剰に飲みすぎると体内に蓄積され,吐き気や嘔吐,頭痛など,いろいろな中毒症状がでるおそれがあります.ビタミン剤だからと油断せず,決められた用量を守ることが大切です...ビタミンA過剰症(吐き気,頭痛,肝臓の腫れ,皮膚荒れ,脱毛),ビタミンD過剰症(口の渇き,食欲不振,多尿,便秘)
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