パキシル(SSRI)

商品名(一般名)   パキシル(塩酸パロキセチン水和物錠)

薬価: 137.20 円 / 10mg1錠 
特徴: パキシルは我が国で2番目に認可されたSSRIです.さらにパキシル製造元のグラクソ・スミスクライン社がうつ病の啓発CMを行ったことで有名です.気持ちを楽にして,意欲を高める.気分を落ち着ける.主にうつ病やパニック障害に処方され,その他には強迫神経症・月経前不快気分障害・摂食障害にも用いられます.
副作用: 頭痛・眠気・日中の倦怠感 ,吐き気・胃痛(副作用が出ても多くは2週間程度でおさまるが,それを越えてもおさまらない場合はパキシルが合わない体質である可能性がある) ,口腔内の渇き ,便秘・下痢,性欲の低下 ,発疹・かゆみ ,排尿しづらい.
まれに,セロトニン症候群(錯乱・発熱・発汗・ふるえ・痙攣),肝機能障害(食欲不振・黄疸).
パキシル10mg パキシルは新しい抗うつ薬などとして多くの患者さんが使用して,回復傾向の方が多いようです.薬物動態は20mg投与した場合,血中濃度で,最高濃度到達時間は4〜6時間,半減期は約14時間前後でした(グラクソスミスクライン).しかし,完治したといっても実際止めるときには注意が必要です.
 パキシルは止める際は,徐々に服薬量を減らしていく事が必要で,突然止めてしまうと急激に薬の血中濃度が下がり,反動として離脱症状が必ず出ます.離脱症状として多いのは,めまい,ふらつき,吐き気,嘔吐,頭痛,不眠,疲労感などがあります. これらは服薬を再開すると改善されますが,離脱症状を起こさないために,飲み始めたら毎日欠かさず服薬することが大切です.<追記>
 以前,ひかりさんのHPのBBSに書き込みしたところ,上記のパキシル減量方法が参考になったと,教えてもらいました.そこで,パキシル製造元のグラクソ・スミスクライン社とある医療機関の減量ペースを追記します.

 グラクソ・スミスクラインのパンフレットでは,40mg/日→30mg/日→20mg/日→10mg/日・・・を1週間ごとに減量していくと進めるとあり,注意書きに 「減量ペースには個人差があるので,自分の判断で量を減らしたり急に止めてしまわないようにしてください.」 とあります.
 一方,筆者の知るある医療機関では,このペースが3ヵ月ごとに10mgずつ減らすという長期形なのです.
 そもそも,減量ペースは医師が患者さんに合うように管理しているので,減量ペースがどれくらいになるかは,かかりつけ医次第となるようです.もし自分の体にとってぺースが早く,離脱症状が現れたら,医師にすぐ相談するのが良いと思われます.
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