ルボックスとデプロメール(SSRI)

商品名(一般名)   ルボックスデプロメール(マレイン酸フルボキサミン錠)

薬価: 50.10 円 / 25mg1錠 (ルボ),  87.80 円 / 50mg1錠(デプロ)  

特徴: デプロメールは,1999年に我が国で始めて認可されたSSRI抗うつ剤です.セロトニン系の神経にだけ選択的に働くのが特徴で,従来の抗うつ薬に多い口の乾きや便秘,心臓への負担などの副作用が軽減されています.憂うつな気分をやわらげて,意欲を高め,また,不安や緊張した気分をほぐし,気持ちを楽にしてくれます.基本はうつ病治療に用いられますが,パキシルのように強迫性障害,社会不安障害,月経前不快気分障害などの疾患にも応用されています.
副作用: 一般的な副作用としては,吐き気,ねむ気,口の渇き,便秘などですが,重いものではまれに悪性症候群の無動,強度の筋肉のこわばり,嚥下障害,頻脈,血圧変動,発汗,発熱症状があります.さく乱,けいれん,重い肝障害,また低ナトリウム血症,意識障害などの報告があります.

ルボックス25mgデプロメール50mg  ルボックスやデプロメールは併用薬による相互作用も多く,筋弛緩剤との併用を禁じるなど注意を要します. 薬物動態は,血中濃度で約4〜5時間後に最高濃度に達し,半減期は約9〜14時間で低下した(デプロメール結果:明治製菓). 
 他の抗うつ薬同様に,薬物は肝臓で代謝されますので,肝臓腎障害などの病歴のある方は医師に説明してください.また,他の精神病の既往,緑内障,高齢者での使用には危険を伴いやすく,妊娠中,授乳中の婦人には投与を避けます. また,18歳未満の人には,治療の効果と危険性をよく考慮した上で使用が決められます.
 この記事をブックマークする