トレドミン(SNRI)

商品名(一般名)   トレドミン塩酸ミルナシプラン錠)

薬価: 48.50 円 / 25mg1錠
特徴: トレドミンは我が国で初めて認可されたSNRIです.うつ病不安障害,頭痛,腰痛,慢性疼痛などに効果があると言われています.これらの症状は,セロトニンが関与していると言われているからです.セロトニンが上昇してくると,意欲が出てきたり,不安が解消されたり,気分が穏やかに安定してきます.パキシルに比べ,重度のうつ病に効きやすいとも言われています.

副作用: 吐き気や眠気,便秘や,その他,口が渇いたり,めまいや立ちくらみなどが現われる場合がありますが,薬に慣れてくると除々になくなってきます.妊娠中,授乳中の婦人,小児では安全性が確かめられていないので,使用は避けたほうが安全でしょう.また,18歳未満の人には,治療の効果と危険性をよく考慮した上で使用が決められます.

トレドミン25mg  トレドミンは通常,30〜50mgという量から服薬をスタートして,服薬開始から1〜2週間後に50〜100mgまで増やします.治療法としては150〜200mgまで増量することもありますが,医師のカルテ申請手続き(なるものがあるらしいです)に上限があり,一般処方量は100mgまでです.ですので,トレドミンを100mgに抑え,その効果を増強させる場合,リーマスアモキサンなどを併用するのが一般的です.医師による手続きをしてもらえば,100mgより多い処方をする事も可能です. 
 また,薬物動態ですが,血中濃度検査で,2〜3時間後に最高値に達し,半減期は約8時間で漸減します(旭化成ファーマ株式会社).
  副作用は個人差があり,強めに出る人もいれば筆者のようにほとんど出ない人もいます.いずれも服薬開始から1〜2週間が一番でやすい時期で,それを過ぎると軽減されてきます.
  SSRIや他の抗うつ薬に比べ,効果が早く得られ,離脱症状があまりない飲みやすい薬です.また,抗不安効果もあるので,トレドミンが十分効いていれば,併用している抗不安薬の減量をして,体への薬物負担を軽減できる可能性があります.
 
 この記事をブックマークする