エビリファイ

商品名(一般名)   エビリファイ(アリピプラゾール)

薬価: 94.8 円 / 3mg1錠   179.6 円 / 6mg1錠

特徴: エビリファイ2006年1月から承認された,統合失調症の諸症状を改善させるお薬です.通常は,1日6~12gから使用を開始し,1日6〜24gを維持容量とし,1回または2回に分けて経口投与するタイプです.

副作用: 眠気,注意力や集中力・反射運動能力の低下があるため,自動車の運転など機械操作には注意を要します.前の治療薬からの切り替えの際,興奮,不眠,敵意,誇大性などの精神症状が悪化することがあるので,患者さんだけでなく周囲の方も良く観察をして下さい.そして,口渇・多飲・多尿などを伴う糖尿病性昏睡などの重い副作用が現れることがあるので,糖尿病の人には特に注意が必要です.

ebirifai.jpg エビリファイは比較的最近のお薬ですが,統合失調症の治療薬として認可されました.上記で述べているように,統合失調症の場合は6mg以上を使用します.
 しかしながら,(私の通う医師曰く),3mgと低用量で使用することで、抑うつ作用をもたらしてくれるとのこと.また,気分安定薬のように鬱の波を抑える効果も期待されているそうです.
 
 2009年夏までに,私自身の体調として,抗うつ薬では強すぎて,躁うつ病の軽い躁のような症状が明らかになりました.軽躁と鬱の波を抑えるために,デパケン(バルブロ酸)を使用していますが,こちらも大量投与はよくないため一定以上増やせません.
 
 そこで,気分安定薬のデパケンと,抗うつ薬トレドミンを減らし,このエビリファイを投入.抑うつ作用と鬱と躁の波対策に試しました.容量は1日1錠,3mgのみです.
 
 現在2009年8月末,1か月試しています.最初の2週間は落ち込み気味でしたが,後半は随分と良くなり日中の活動に支障はでなくなりました.
 
 ただ,「副作用」欄の治療薬の変更〜の点で触れた,脳の興奮状態や不眠に近いものは感じています.それが病気から来るのか薬の副作用なのかは,まだ定かではありません.分かっていることは,どん底の鬱状態からは,しばらく脱していることです.
  2015年春追記
 病名がうつ病から躁うつ病に変わって数年、このエビリファイを使用しています。エビリファイは躁うつ病の波を抑える効果が認められているそうで、最近は統合失調症の薬ですが、うつ病の波が激しい人や躁うつ病の人にも使用されるようです。
 
 また、エビリファイの良い点は、抗精神病薬の中でも高プロラクチン血症(生理が止まる症状)の副作用が無いということでしょうか。私は他の抗精神病薬を使用していたのですが、高プロラクチン血症になっていると分かり(これは婦人科で検査)、エビリファイしか現在使えない状態です。
 
  
 
  一般的な,注意点もいくつかあります。
 
 まず,肝障害のある患者さんは,他の薬同様,肝障害を悪化させる可能性があります.
 
 心・血管疾患,低血圧などの疑いのある患者さんは,一過性の血圧降下が出るかもしれません.
 
 てんかんなどの既往歴がある方は,痙攣閾値を低下させることがあります.
 
 糖尿病やその家族歴,高血糖,肥満の糖尿病の危険因子を有する患者さんは,必ず前もって医師と相談して使用して下さい.
 
 うつ病や躁うつ病の治療に,統合失調症の薬を用いることは,まったく珍しいことではありません.大半の向精神薬は1か月近く様子を見ますので,投薬を試す時にはじっくり自分の体調を見合わせてくださいね.
 


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